ロングライフパン:保存料不使用で長期保存可能な魅力的な食品

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ロングライフパンって何?なぜ注目されているの?

ロングライフパンをご存知ですか?私が初めてロングライフパンの存在を知ったのは、偶然立ち寄った業務スーパーでのことでした。棚に並んでいるパンを手に取ってみると、なんと賞味期限が70日も先。見間違いかと思いました。

常温保存ができて、しかも2ヶ月以上も日持ちする。朝食はもちろん、子供のおやつ、在宅ワークでのお手軽ランチ、旅行の移動中、さらには災害時の非常食としても使える!多くの場面で活躍すること間違いなし!

業務スーパーのロングライフパンの特徴と魅力

豊富な品ぞろえ

2024年10月現在では店頭で7種類が販売されています!7種類もあるのでストックしていても飽きが来なさそうな点もポイントです。販売されているパンの種類は以下となります。

  • チョコフレーキー
  • あんぱんこしあん
  • メロンフレーキー
  • 塩バターフレーキー
  • クリームパン
  • コーヒーフレーキー
  • 沖縄黒糖フレーキー
チョコフレーキ

ちなみにフレーキーとは「薄片の」という意味。その名のとおり、層がハラリとはがれるので、1枚1枚はがしながら食べるのも楽しいパンです。

業務スーパーの公式サイトを確認したのですが、ロングライフパンは掲載がないようです。店頭で出会えたらラッキーな商品ですね。

驚きの価格設定

災害食は値段が高いイメージがあるのですが、業務スーパーのロングライフパンは驚きのお値段でした!なんと1個95円(税込)。
びっくりしませんでしたか?70日も日持ちするにもかかわらず、普通のパンと変わらない、いや、普通のパンよりちょっと安い!
家にも職場にもストックしておきたくなる価格です。

実際に試食してみた

明日かも編集部メンバーで実際に食べてみました。

今回試食したのは「チョコフレーキー」と「あんぱん(こしあん)」の2種類です。

正直、「こんなに日持ちするパンって、美味しくないのでは?」と半信半疑でした。実際に食べてみるとその疑念は晴れました。美味しさを追求したパン屋さんのパンにはもちろん敵いませんが、美味しく食べることができました。

「チョコフレーキー」はほんのりたしたチョコの甘さで、子どもから大人まで楽しめる味でした。「あんぱん」のあんこも甘さは控えめでおやつだけでなく、お食事にも代用可能だと感じました。

また、災害時にはすべての環境が変化してしまいます。せめて食事だけでも普段から食べ慣れているものを口にできると嬉しいですよね。災害備蓄食のローリングストックにロングライフパンを取り入れることで、災害時にも慣れ親しんだ味でほっとする時間が取れますよ。

なぜ70日も保存できるの?ロングライフパンの安全性について

一般的なパンは賞味期限が2日〜数日ですが、ロングライフパンの場合は約70日。この大きな違いから、「保存料など体に悪い成分が含まれているのでは?」と編集部では不安にの声もあったので、安全性について調べました。
製造元によると、ロングライフパンには天然酵母を使用することで自然な方法での保存性を実現しています。そのため子どもにも安心して食べさせることができます。詳細は業務スーパーのロングライフパンを製造している東京ブレッドさまのホームページ(https://tokyo-bread.co.jp/quality/)より抜粋させていただきます。

賞味期限が長い4つの理由

天然酵母のはたらき

東京ブレッドのパンには、天然酵母(発芽玄米酵母種)を使用しております。
発芽玄米酵母種には、乳酸菌が含まれており、その乳酸菌の働きにより、カビ等の繁殖しにくい生地環境になっていると考えられています。
(乳酸菌の生成する乳酸は、食品のpHを酸性にすることにより、有害な菌の生育を阻害することが一般的に知られています。もちろん、乳酸菌はオーブンで焼いている間に死滅してしまうので、パンの中には残っておりません。)

水分活性値が低い

水分活性値(0.9以下)が低く、微生物の繁殖しにくい環境になるように、商品設計を行なっております。
(水分活性値は微生物が利用できる自由水の割合を示しており、水の水分活性は1で、1に近い程微生物が増えやすくなります。一般的に、水分活性0.9以下が微生物の繁殖しにくい、保存性の良い食品とされています。ちなみに一般的に流通している(日配)の食パンの水分活性値は、0.95くらいあります。)

アルコール製剤のはたらき

個包装に入っているアルコール製剤からアルコール蒸気が包装内に拡散し、カビを殺菌あるいは抑制するしくみになっております。
(アルコール製剤は、バージンパルプにエタノール主体の鮮度保持液を含浸。鮮度保持液は全て安全な食品添加物で調合されており、エタノールの量も微量ですので、人体に影響はございません。)

包装フィルム

通常日配製品に使用される包装フィルムより、厚みを持ったものを使用しています。
外気を通しにくくし、アルコール製剤の効果を高めています。

これらの工夫で、保存料を使わずに長期保存を実現しているなんて、すごいと思いませんか?

おすすめの購入方法と場所

私のおすすめは、やはり業務スーパーです。
しかし、現在は業務スーパーのオンラインショップには現在ロングライフパンの掲載がないため、ネットでの購入はできませんでした。店頭で見つけたら、即買いをおすすめします!いつも置いてあるわけではないので、見つけたらラッキー程度の心構えで買い出しに行っています。

業務スーパー以外でも、賞味期限の長いパンを購入できるオンラインショップを見つけました。
3社の通信販売ページを、あんぱんの価格と賞味期限の情報と共にご紹介します。

東京ブレッドさま
https://tokyobread.base.shop
賞味期限:製造日より70日
あんぱん¥1,150/12個
備考:15,000円以上で送料無料

Pascoさま
https://www.pascoshop.com/Page/LP/Longlife
賞味期限:発送日から55日
つぶあんぱん¥1,670/10個
備考:おまとめ購入割引やローリングストックに最適な定期購入あり

KOUBOさま
https://www.koubo.shop
賞味期限:75日(商品によっては最大90日)
あんぱん¥1,980/12個
備考:会員になるといつでも全品10%オフ

まとめ

ロングライフパンは、以下の特長を兼ね備えた優れた食品です。

  • 長期保存が可能
  • 保存料不使用
  • 手頃な価格

普段の買い物のついでに業務スーパーで見つけたらラッキーな商品ですが、オンラインでも購入可能です。
日常的な利用から災害時の備蓄まで幅広く活用できる、現代の忙しいライフスタイルにおいて魅力的な食品です。
美味しさと実用性を兼ね備えたロングライフパン、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?
災害への備えとしても、日々の生活の中での「ちょっとした非常食(天気が悪くて買い物に行きたくない!)」などでも、「買っておいてよかった!」と思う場面があるはずです。

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