非常食を用意することは、災害時や非常事態において、自分自身や大切な人たちを守るためにめっちゃ大切です。しかし、非常食をそろえる作業は、多くの人にとって億劫!!!「やらないとな」でもう1年たっていた、なんてことあるのではないでしょうか。
そこで、今回は「ちょっと頑張って非常食を準備すれば、不安も解消されて結果コスパがいいよ〜」というメッセージを、分解して綴ってみたいと思います。
ぜひ億劫な気持ちをいったん横に置いて、非常食を集め活用する気持ちのスイッチを入れてください。
なぜ非常食を備蓄する必要があるの?
まずは、「なぜ非常食を備蓄する必要があるのか?」という点について考えてみましょう。
動機づけは大切です。
日本は災害大国です。絶対来る、と言われている大地震を筆頭に自然災害や社会的な危機など、災害は突然やってきます。
災害が起これば、命は助かったとしても食料や水などの生活必需品が手に入らなくなる可能性があります。
また、災害発生時には、外出や移動が制限されることが多く、長期間自宅で過ごすことになります。
昨今の緊急事態宣言で体感した方も多いことでしょう。
そのような状況で、せめて「おなかが空かない」「おいしいものが食べられる」というのはメンタルも守られます。空腹だとイライラしますし、基本的な欲求が満たされていないと、強く不安感が募ります。
非常食を備蓄しておくことは、生命や健康、安心感を守るために非常に重要です。
非常食を用意することを億劫に感じる理由
「非常食の備蓄が億劫な理由」は何でしょうか?
多くの場合、非常食を準備することは、時間やお金がかかります。
非常食を選ぶ際には、賞味期限や保存方法などにも注意しなければなりません。
どんなシーンで、どんなものが必要か、なんて「未知のこと」を調べるのも考えるのも億劫なものです。
また、起こってもいないことに時間を費やす余裕がなく、後回しにする場合もあるでしょう。
また、用意をすることによって現実に良くないことが起こるのでは、と感じる不安な気持ちを持つ人もいるようです。 不安感が強いタイプの人は、行動する前に不安な気持ちが増幅する傾向があるようです。不安が高まりすぎる前に行動を起こそうと決め、カレンダーにスケジュールを入れて自分を動かしましょう。
しかし、億劫な気持ちを乗り越えてでも非常食を備蓄することには多くのメリットがあります。
例えば、災害時には自分自身や家族を守るために非常食が役立ちます。
備蓄しておけばあるときには節約にもなります。
また、自分自身の備えができたという安心感も得られます。
また、非常食は一度備えてしまえば、賞味期限が長いものも多いため、お外に出たくない時の買い物の手間が省けます。
日頃から備蓄をしておくことで、非常時にかぎらず「めんどうな時の非常食」としても活用することができるうえ、いざという時にも安心して過ごすことができる、というわけです。
また、災害時には電気やガスが止まることもあるため、調理器具を使わなくても食べられる非常食を備えることも重要です。
缶詰やパック詰めの食品、乾燥食品などは、簡単に開封して食べることができるため、非常時に役立ちます。
最後に。
非常食を備えることは、自分だけでなく、大切な人たちを守ることにも繋がります。もしもの時には、家族や友人、近所の人々と協力し合って、困難を乗り越えることが必要です。
そのためにも、備えをしっかりとしておくことが大切です。
以上のように、非常食を用意することは、災害時には生きる力を与えてくれる大切な備えです。平常時には、もしもの備えができている安心感をベースに過ごすことができます。
なによりも「やらないとな」と常にタスクを残しているストレスからも開放されるのです。
一度用意してしまえば、長期的に見てもコスパが高く、日常生活でも使えるものが多いため、ぜひ億劫に感じずに取り組んでみてください。